口臭とマスク
皆様、こんにちは。Boston矯正歯科、院長の長尾です。
本日はマスクをしている時、自分で気づいてしまうかもしれない「口臭」についてです。
口臭の原因
口臭の原因の8割は口腔内由来と言われています。残りの2割は胃や糖尿病からくることもあります。
口腔内の何が臭うのか??
口腔内のにおい物質は何??
まずはプラークはにおいます。朝起きたときに口が気持ち悪いのは、夜寝ている時に唾液の還流が悪くなるためです。プラーク0%で磨けている方はなかなかいらっしゃらないので、それが増幅されて臭います。
他には歯根の先にある病変が大きくなるとくさいです。膿がでたりするとご自身でもわかると思います。
虫歯も大きくなるとにおうことがあります。クラウンなどかぶせものと歯の間に物が入ったりして細菌が繁殖するとやはり臭います。
舌苔(ぜったい)という舌の上にある白っぽい苔のようなものは、絶対臭うと言われます。においが気になるようでしたら舌ブラシなどがお勧めです。
口臭の気づき
自分の臭いに人はなかなか気づけません。口臭もその1つです。そして他人が指摘しづらいことでもあります。家族でも孫が「おじいちゃん、お口くさい」と言ってくれるくらいでしょう。
最近はマスクをしているため、ますます他人から気づかれることはなくなっていきます。ですが口臭は他人に気づかれなければいいというものではないです。何か悪いため、口臭となって表れているのです。
なるべく歯医者さんでお掃除などしてもらい、マスクなしでも口臭なしのさわやかなあなたでいてください。