
What is
aesthetic bracket treatment? 審美ブラケット矯正とは?

審美ブラケット矯正とは、ワイヤーを歯に固定する『ブラケット』と呼ばれる装置を、歯に近い色合いの材質に変えることで、審美的な配慮をされたワイヤー矯正です。従来の金属のブラケットに比べて汚れが付きにくく、変色もしにくいことから、矯正治療中も清潔感を保てます。
表側矯正はデメリットとして装置を付けていることが目立ってしまう点がございますが、BOSTON矯正歯科では表側矯正の際には、白く目立ちにくい審美ブラケットを使用しております。裏側矯正に比べると治療費も抑えられる傾向にはあるので、魅力的な選択肢といえるのではないでしょうか?
Merit 審美ブラケット矯正のメリット
- 天然歯に近い色で目立ちにくい
- インビザラインと組み合わせた
矯正治療が可能 - ブラケットに汚れが付きにくい
審美ブラケットと
メタルブラケットの比較
審美ブラケット | メタルブラケット | |
---|---|---|
対応症例数 | ほぼすべての症例に 適用可能 | ほぼすべての症例に 適用可能 |
見た目 | ブラケットが歯に近い白さで目立ちにくい | 金属色のブラケットで目立ちやすい |
コスト | メタルブラケットと 比べて費用が高い | 他の矯正装置と 比べて費用が安価 |
耐久性 | メタルブラケットと 比べて多少強度が低い | 強度が高く、 破損しにくい |
審美ブラケットの種類
Ceramic

セラミックブラケット
ブラケットがセラミック製のため、歯に近い白さと透明感を表現できます。また、セラミックは経年劣化をしにくい材質であるため、摩耗をしにくいのも特徴です。セラミックは表面がツルツルしており、汚れや着色が付きにくく、ブラッシングでの清掃もしやすいというメリットもあります。
その一方で、セラミックは歯よりも硬いために、噛み合わせ部分に当たってしまった場合、接触した歯が削れるリスクがあります。強度を出すために金属ブラケットよりも厚みが必要なので、違和感を生ずることもあり、慣れるまでは時間が必要です。
Plastic

プラスチックブラケット
白いプラスチックで作られているため、目立ちにくいブラケットです。また、セラミックブラケットと比べると、比較的安価に矯正治療を行うことが可能です。
しかし、プラスチックは着色しやすく摩耗しやすいことから、色の濃い飲食物や硬い食べ物を避けたほうが良いなど、食事に制限がかかります。ブラケットの摩耗が激しい場合は、付けなおしも必要になり、治療期間が延びる可能性もあります。
Flow 審美ブラケット矯正治療の流れ
無料カウンセリング
当院は初診のカウンセリングを無料で行っております。(※13歳以下は5,500円)まずは簡易検査と同時に、審美ブラケット矯正の治療説明・治療費・期間など治療の概要を説明し、患者さまからもご希望や疑問点などの聞き取りをいたします。カウンセリングには30分ほどお時間をいただきます。
精密検査
虫歯の有無の確認、歯並び・かみ合わせ・顎の状態の診断、セファロレントゲン検査、顔貌写真撮影、口腔内写真撮影、歯型取りなどを行った上で、院長が治療計画を立案します。
治療計画の説明
精密検査の結果と患者さまのご要望を踏まえて立てた治療計画を、院長が分かりやすくご説明いたします。治療方法や装置の説明、正式なお見積もりや治療期間についてもお話いたしますので、不明点があれば遠慮なくご質問ください。
矯正装置の装着
矯正装置を装着して、審美ブラケット矯正を開始します。装置によって歯磨きが難しくなるため、ブラッシング指導や矯正中に注意するべき点のアドバイスなどを行います。
矯正装置の調整
治療開始後、2週間~8週間に1回の通院で、矯正装置の調節や交換、お口の中のチェック、必要があればブラッシング指導などを受けていただきます。
矯正治療の終了・保定期間
歯を予定の位置に動かすことができたら、装置を取り外して矯正治療の終了です。矯正治療で動かした歯はもとの位置に戻ろうとするため、リテーナー(保定装置)を装着して歯の周囲の筋肉や骨を安定させます。なお、保定期間後もリテーナーの使用を続けると、歯並びを保ちやすくなります。
Caution 審美ブラケット矯正の
リスク・注意点
歯科矯正全体のリスク・注意点
- 自由診療で費用が高額
- 治療期間が長い
- 抜歯をしたら中断できない
- 口腔ケアの不足で、歯周病、虫歯、
口臭の原因になる
審美ブラケットの
リスク・注意点
- 治療後3日~4日は痛みがある
- 歯みがきがしにくく、虫歯、
歯周病の恐れがある - 矯正装置(ブラケット)が外れる
ことがある - ワイヤーが頬に当たって
痛むことがある
成人矯正のリスク・注意点
- 前歯がガタガタの方は歯周病によって骨がすでに溶けていることが多く、矯正後に腫れていた歯茎が引き締まった際、ブラックトライアングルという隙間が生じることがある
- 顎関節症との因果関係が分かっておらず、歯並び・噛み合わせがきれいになっても顎関節と周りの筋肉がそれに順応しきれず、痛みが発生することもある