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上顎の前歯が前方に傾斜した状態を「出っ歯」と言います。
「上顎前突」とも呼ばれ、歯の欠損や歯周病、虫歯のリスクも高めます。
インビザラインにより、被抜歯で前歯の突出を改善したケース。治療期間は1年6ヶ月。
ワイヤーブラケットで治療したケース。第1小臼歯を上下左右4本抜歯をし、抜歯スペースを使い前歯を下げた。治療期間は約2年。リスクとして、前歯の歯根が短くなることがある。歯並びを大きく変えるため、あごに痛みが出ることがある。
インビザラインで出っ歯と歯の隙間を改善したケース。治療期間は2年2ヶ月。
上顎の前歯、もしくは上顎全体が前に出ている状態を「出っ歯」、もしくは「上顎前突」と言います。一方で、下顎が後ろに下がり、上顎が正常な位置にあるにも関わらず出っ歯に見えてしまうこともあります。
この原因のひとつに遺伝による上下の顎の位置のずれがあります。その割合は患者さんの約30%にものぼります。一方で、指しゃぶりや唇を噛む癖、舌で歯を押す癖などによって後天的に出っ歯になる方も多くいます。
見た目上の問題に目が行きがちな出っ歯ですが、それ以外にも多くのリスクがあります。そのひとつとなるのが前歯が転んだりして外傷を受ける危険性です。転ぶ・顔をぶつけるなどで外から力がかかった際、出っ歯の患者さんは前歯に多大なダメージを負います。
一方で、出っ歯が原因で奥歯を失う人もいます。出っ歯の人は前歯が上手く使えず、食事の際に奥歯に大きな負担がかかります。その負担によって奥歯が欠損しやすいのです。
加えて、出っ歯を放置すると虫歯や歯周病、顎関節症に発展する場合もあります。出っ歯になると歯の噛み合わせが悪くなり、睡眠時に口が空いたままになります。その状況を放置すると口内が乾燥することが常態化し、唾液の働きを低下させます。殺菌作用がある唾液の力が減退すると、虫歯や歯周病のリスクは格段に高まります。
当院ではさまざまな治療方法を用いて出っ歯と向き合います。患者さんの状況や希望に応じた最適な治療方法をともに探っていきますので、気軽にご相談ください。
美しい横顔の実現に欠かせないのが、理想的な「Eライン」の実現です。Eラインとは鼻の頭とあごの先を結ぶ直線で、口元がこのライン上、もしくはやや内側くるのが理想だと言われています。
出っ歯になると口元がEラインより前方に来てしまうため、理想の位置から外れてしまいます。口元の位置は矯正治療によってある程度理想に近づけることができます。横顔にコンプレックスを抱えているかたは気軽にご相談ください。
「BOSTON矯正歯科」では、さまざまな矯正装置や治療法に対応しています。お口の状態と患者さんのご要望を考慮し、米国歯科矯正学会認定医試験に合格した担当医が、最適な治療法を提案させていただきます。
世界シェアNo.1のマウスピース型矯正装置「インビザライン」を利用した治療です。マウスピースは透明なので目立ちません。またいつでも取り外せるので歯みがきやお手入れも簡単です。もちろん食事も楽しめます。
詳しくは、「マウスピース矯正」のページをご覧ください。
「歯列矯正」といえば、この装置をイメージする人が多いと思います。金属のパーツが目立つのを嫌がる方が多いのですが、当院では、目立ちにくい白い装置も用意しています。インプラントアンカーなどの装置と併用することで、幅広い症例に対応できるのが特徴です。
詳しくは、「審美ワイヤー矯正」のページをご覧ください。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。
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