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歯並びとスポーツ

皆さま、まず、台風21号と今朝の北海道地震で被害に遭われた方に、心からお見舞い申し上げます。北海道地震はまだ全容もわかっていないようですし、また台風21号では関西空港に取り残されていらっしゃる方々が一刻も早く、助け出されることをお祈り申し上げます。

今回は歯並びとスポーツに関して書いていこうと思います。

かみ合わせと力

先日、テレビで水泳選手の瀬戸大也選手がマウスピース矯正をされている番組をチラッとみました。瀬戸選手はその番組を見る前から、テレビで拝見すると上の歯の真ん中がずれていて、多分左右のどこか1本足りないんだなと推測していました。歯並び自体は一般の方が普通に見る限り、ガタガタだったり八重歯だったりすることはないので、綺麗に見えるのですが、矯正専門医の目はごまかせません(笑、こういうことばかり見ています)。ぐっと噛み合わせることにより、ぽかーんと口を開いた状態より出せる力が大きくなるのは明らかです。

ぐっと噛み合わせる事の弊害

以前にも書いたかもしれませんが、普段は上の歯と下の歯の間には数ミリ隙間があるのが良い状態です。これを安静位空隙と呼びます。ストレスなどで上の歯と下の歯がいつもかみ合っていると、歯並びが良くない状態ならなおさら、よくても顎関節などに悪い影響を及ぼすことがわかっています。主に歯周病の悪化、顎関節症の発症、歯肉退縮(歯茎が下がってしまうこと)などがあげられます。スポーツ選手が柔らかめのマウスピースを使うのも(水泳選手は使ってらっしゃらないかな?)ラグビーやアイスホッケーなどでは歯を外傷から守るだけでなく、噛みすぎて歯が欠けたり割れたりすることを防ぐ効果も入っているからです。

スポーツマウスピースのススメ

私の大学生の甥が子供の頃から空手を習っていました。高校生になった頃に矯正治療をしてあげたのですが、大学になり空手部の練習で前歯を1本折ってきました(泣)。歯の根は残っていたので神経の治療をし、綺麗な被せ物をボストン大学で同期だった補綴(被せ物や入れ歯)専門医に入れてもらい全くわからなくなりました。

ですが球技にせよ、空手、柔道、など人や物に当たる可能性のあるスポーツをされる時は、ぜひスポーツマウスピースをされるといいと思います。ケガの防止、力を込められるなどいろいろな利点があります。

ボストン矯正歯科ではスポーツマウスピースのみの作成もお引き受けしております。アメフトの選手がするような派手な物もお作りできますので、もっと安全に楽しくスポーツを楽しむために。

                        長尾紀代子

 

 

 

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