歯並びへの興味

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歯並びへの興味

2018年7月27日

皆様、こんにちは。台風が迫っていますね。何も週末に直撃しなくても、、、。自然だけはコントロールできないですから、備えを万全にしておく、出歩かない、ですね。今日もBoston矯正歯科の院長ブログへようこそ。今日は歯並びへの興味についてお話していきたいと思います。

歯ばかり見てしまう

矯正医という仕事上仕方ないのですが、電車の中でも、テレビを見ていても、友達と話をしていても、歯科系の会社の人と話をしていても、まず歯を見てしまいます。もう1種の職業病ですね。家族といる時にテレビを見ていて、私が「この人、すごい歯並び」というと家族もそちらに目が行くようで、両親や夫、姉に歯を見てしまう癖がうつってしまいました。食事に行っても、ウエイターさんや板前さんの歯を見ては、客という立場をいいことに酔うといろいろ言ってしまいます(反省)。

歯なんて見ない

すごくお高そうなお洋服を着ていらっしゃる50代前後の女性に、医院をオープンする時チラシをお渡ししようとしました。するとその女性は長年通ってらっしゃる歯医者さんが決まっていて、チラシをお渡ししようとしただけなのですが「歯医者は決めたところに行っていますからいりません!」とちょっと怒ったような感じで仰いました。その時、私は彼女の歯並びがひどいことに気づきました。あの歯並びでは歯磨きもしにくいし、虫歯にもなりやすいでしょうし、八重歯もありましたし、そして私にとっては笑顔もきれいではないのではないかと、思ってしまいましたが、彼女はきっと歯を見ない方だったのでしょう、そしてその長年通ってらっしゃる歯医者さんも。

保護者の方がお子様の歯を見る時期

保護者の方がお子様の歯を見る時期はほとんどが下の前歯が生え変わってきた時です。ガタガタに生えてきて、どうすれば治りますか?下の前歯が生え変わるのが6歳くらいからで、まだ上の前歯はほぼ乳歯のことが多いです。もちろん治すことはできます、が、これからどんどんと永久歯に生え変わってきます。その永久歯が八重歯だったり、上の前歯が出っ歯だったりしたときにその都度治していくと、大変長い期間がかかることを覚悟して下さい。

 

ということで、歯に興味を持ってください。1本痛いだけで、お食事は全然おいしくなくなります。ガタガタのままだとやはり歯を失うリスクも高くなります。するとおいしくお食事がしづらくなり、柔らかめの食べ物ばかり召しあがっていると、脳への血流も少なくなり認知症のリスクはアップします。いつまでも美味しく、楽しくお食事がしたい、矯正は見た目を治すものでもありますが、歯を失うことがないようにする予防措置でもあります。100歳までステーキを食べましょう!

                           長尾紀代子

 

 

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