マウスピース矯正解説!マウスピース矯正治療・痛みは?編
マウスピース矯正治療を徹底解説!「マウスピース矯正治療・痛みは?編」
マウスピース矯正の痛みはありますか?
ほとんど97%以上程度の患者様はきつい感じがすると仰るだけで、お痛みを訴えられる患者様は少数です。痛み止めの処方をお願いされたことはありません。ワイヤー矯正では3日から5日程度の痛み止めを処方することもよくあります。
アレルギーなどの可能性はありますか?
金属などは入っていないので、アレルギーの可能性は極めて低いです。今までアレルギーの報告を聞いたことはありません。
治療終了後に元に戻ってしまうことはありますか?
はい。後戻り防止のリテーナーを就寝時、装着を怠ると歯はもとに合った場所に動こうとします。最低でも1年間は就寝時、必ずリテーナーを装着してください。
抜歯など痛みの伴う治療もありますか?
マウスピース矯正は歯を奥に動かしてスペースを獲得することが多いので、親知らずが埋まっている場合、出ている場合も状態が悪ければ、抜歯して頂くことになると思いますが、それ以外はあまり痛みのある治療法ではないと思われます。0.5mm以内の歯の削合は麻酔もしません。歯が、特に下の歯が抜けてそのままの状態にしておくと、上の歯が出っ張ってきます。それを引っ張り上げるためにミニインプラントというちいさいインプラントを用いますが、それも麻酔の痛みだけです。
マウスピース矯正治療中に注意するべきことはありますか?
外食されるときにケースを忘れ、ティッシュペーパーにくるんでテーブルに置いておくと、ごみと間違えられて持っていかれることがあります。旅行先に置いてきてしまうというお話も伺ったことがあります。
マウスピース矯正治療中の運動に制限はありますか?
ありません。逆に歯を食いしばるようなスポーツならば、マウスピースをしていた方がいいと思われますが、穴が開いたり割れたりすることもあるので、スポーツ用のマウスピースをお勧めします。
妊娠中の治療も可能ですか?
問題ないと思われます。妊娠中はホルモンの関係により、歯に汚れがついていなくても歯ぐきが腫れる妊娠性歯肉炎という症状がでることがあります。その腫れた状態がひどいとマウスピースのヘリが歯茎に当たって痛みが出るかもしれません。またつわりがひどい時などの使用はお勧めしません。
治療を早く終了するために自宅でできることはありますか?
マウスピースが歯列によくフィットするように、チューイー(チューインガムのチューイです)という弾力のあるものを、お食事の後、歯磨きしてマウスピースを再装着したら、チューイーを10回くらいお口のいろんな場所でぎゅーと咬んで頂くと、フィットが悪くなることが少ないです。
来院した際にはどのような治療を行いますか?
来院した際にはどのような治療を行いますか?
親知らずを含めて、歯を抜かずに治療をすることは可能ですか?
できることが多いと思われますが、親知らずは別です。インビザラインは歯を奥に動かしてスペースを獲得するので、親知らずが埋まっていたりすると歯が親知らずにぶつかってしまい、奥に動かせないからです。