マウスピース矯正解説!マウスピース矯正とは?編
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マウスピース矯正治療を徹底解説!「マウスピース矯正ってなに?編」
マウスピース矯正とは何ですか?
マウスピースを1日20時間程度装着し、マウスピースの形を1つにつき少しずつ動かして歯並びを治していく比較的新しい矯正方法です。個人差やマウスピースの会社での差はありますが、1つのマウスピースをだいたい10日前後使って頂くことが多いです。
マウスピース矯正以外の矯正方法はありますか?
はい。あります。針金を使ったワイヤー矯正、取り外し式のワイヤーの入った装置、お子様ならばプレオルソ、拡大装置などいろいろな手段があります。治し方はいろいろありますが、費用も期間も、またお子様ですと仕上がりも違ってきますので、矯正専門医によく説明してもらい、ご自身に1番あった治療法を選択することが重要です。もちろんそれのお手伝いをさせて頂くのが矯正専門医です。
他の矯正方法との差はなんですか?
目だたないこと、異物感が少ないこと、痛みが比較的少ないこと、取り外しできるのでお食事、歯磨きが普段通りで衛生的なこと、装着時の飲み物はお水に限られること、 抜歯をすることが比較的少ないこと。
マウスピース矯正が主流ですか?
現在はまだそうとも言えませんが、これからそうなっていく可能性が高いと思われます。口を開くとワイヤーや矯正装置が見えて、歯磨きもしにくく、痛みも大きいワイヤー矯正よりメリットが多いと思われます。もちろん抜歯症例に対して時間がかかる、歯を少し削る必要がある可能性があるなどデメリットもあります。
マウスピース矯正の種類はどのくらいありますか?
インビザライン、アソアライナー、アクアシステム、ストレートライン、クリアコレクト、あと他にアメリカでは次々と新しい会社が立ち上げられていて、日本に入ってくるのも時間の問題と思われます。
マウスピース矯正とワイヤー矯正の効果に違いはありますか?
同じ人で2種類の方法は試せませんが、結果的には同じように美しく機能的な咬み合わせが手に入ると思われます。マウスピース矯正はご自身が装着時間を守って、矯正専門医が治療計画をしっかり立案しないとうまくいきません。ワイヤー矯正は矯正専門医の腕にかかるところのほうが多いですが、歯磨きなどは難しくなります。
マウスピース矯正とワイヤー矯正のどちらが早く治療終了しますか?
ケースバイケースです。抜歯を必要とする症例ではワイヤー矯正のほうが早く終了すると思われますが、抜歯しない場合はそれほど変わらないくらいとおもわれます。
マウスピース矯正とワイヤー矯正のどちらが安く治療できますか?
ワイヤー矯正です。マウスピース矯正には技工費がかかりますので高額になります。 ワイヤー矯正は初期費用と毎月の調整料が必要になります。マウスピース矯正は初期費用とマウスピースが合わなくなった時の再製作費、再アタッチメンント取り付け費などで1万円(税別)かかります。マウスピース矯正では毎回の調整料はいただいておりませんし、来院間隔も2か月に1度程度の方が多いです。
マウスピース矯正が出来ない場合はありますか?
あります。骨格的な問題がある場合、大臼歯など大きな歯のスペースを閉じなければならない場合、患者さんの(主にお子様)協力性に問題がある場合などです。