インビザライン解説!インビザラインとは?編
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インビザライン矯正治療徹底解説!「インビザラインとは?編」
インビザラインとは何ですか?
インビザラインとはマウスピースタイプの透明な矯正装置を1日約20時間装着して頂き、およそ10日間に1回、交換していくことで歯並びを治していく方法です。透明なマウスピースなので目立ちませんし、痛みも一般的なワイヤー矯正より少ないです。 またご自身で取り外しができるので、お食事も歯磨きも普段通りにできます。1つ注意しなければならないことは、装着したままで飲んでいいものがお水のみということです。お砂糖が入っているものは虫歯になりますし(歯がマウスピースでパックされ砂糖漬けになっているような状態です)、コーヒー、紅茶、麦茶など色の濃い飲み物は歯にもマウスピースにも着色するので、外して飲んで頂くことをおススメしています。
インビザライン以外の治療方法はありますか?
一般的な取り外しの効かない針金を使った矯正、お子様なら取り外し式の装置を使った矯正、またマウスピース矯正でもインビザライン社以外の会社も最近多くなってきました。インビザラインではなかなか治しにくい症例もあります。短期間、一般的なワイヤー矯正でその部分を治して、インビザラインをスタートするという手法もあります。 いずれにせよ、マウスピースを交換していくだけのような治療に思われますが、治療計画の立案、他の装置との併用などは経験を積んだ矯正専門医でないと失敗する可能性がありますので、矯正医選びにはセカンドオピニオンを求めるなど、費用にとらわれず、しっかりとしたドクターを見つけてほしいと願っております。
インビザライン治療と他の治療方法との違いは何ですか?
一般的な針金を使った矯正との違いは、まず目立たないこと、痛みが少ないこと、歯を抜くことが少ないこと、取り外しができるのでお食事も歯磨きも普段通りで衛生的なこと。デメリットとしては装着時にはお水しか飲めないこと、お砂糖の入った飲み物は虫歯になりますし、コーヒー、麦茶などは着色します。
インビザライン矯正治療の特徴は何ですか?
目立たないこと、痛みが少ないこと、取り外しが可能なで普段通りのお食事、はみがきができること。歯を抜くリスクが比較的少ないこと(親知らずは除く)。歯を奥の方向へ動かすことでスペースを得ることが得意なこと。それでもきれいに並ぶスペースが足りない時は最大歯と歯の間を0.5mmのみ削ることがあること(1mmの半分ですのでエナメル質の範囲です。削る時痛みもありません)1日20時間程度の装着を守らないと、計画通り歯が動かないこと。ほとんど永久歯列がそろったお子様から70代の方でも同じように治療を受けられること。
インビザラインは、食事のときも装着したまま?
インビザライン矯正で使用するマウスピースは、食事をする前に取り外していただきます。マウスピースはポリウレタン製の軟らかい素材ですので、装着したまま食事をすると、変形したり割れたりします。また、ワインやコーラによっては着色することもありますのでご注意ください。その他、暑い飲み物もマウスピースの変形につながりますので、装着時は避けるようにしてください。ちなみに、マウスピースを装着したまま清涼飲料水などを飲むと、虫歯のリスクも上昇します。
どんな人でもインビザライン治療を受けられますか?
インビザラインは多くの症例に適応可能な矯正治療ですが、難しい症例に対しては、床装置や矯正用インプラントなどを併用することで、対応させていただくことがあります。
インビザラインをはじめるときどんな歯科医院を選べばいいですか?
インビザライン治療を受ける歯科医院を選ぶにあたって、まず重視すべきなのは、症例の数です。インビザラインの治療実績が多ければ、経験した症例のバリエーションも豊富です。それに加えて、ワイヤー矯正ができる矯正医も在籍していることが大きなポイントとなります。なぜなら、症例によってはインビザラインのみで対応することが難しいことも珍しくなく、その際、ワイヤー矯正でフォローできる環境があることは非常に重要だからです。
なぜインビザラインが有名なのですか?
日本に支社があり、コンピューター上で精密に歯を動かし、世界中で300万人以上の人がインビザラインを使っています。一番の老舗だからでしょう。またこの十数年の間に治療範囲が大幅に広がり抜歯症例にも適応できるようになりました。これはインビザライン社のたゆまぬ努力、研究の成果です。