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矯正の転院

こんにちは。Boston矯正歯科、院長の長尾です。

今日は矯正医を転院するということについて、私の見解をお話します。

矯正治療は様々な手法があるため、自分と同じやり方の先生でないと簡単にお任せできないと思っています。そのため一般的なワイヤー治療となると、ブラケットと呼ばれる矯正装置を外して転院して頂くことが多いと思います。アメリカにいたときは転院先からの紹介状がないと引き受けてはならないという「掟」?がありました。これは掟というより自分の身を守るためなんですけどね。理由はその転院希望の患者さんが治療費の支払いをせずに前医から転院の希望をし、こちらがうかつに引き受け、治療終了してしまおうものならこちらが訴えられるからです。日本では矯正装置を外して転院することが多いので、あまり歯医者間での訴訟はないでしょうが、アメリカでは特段おかしなことではなかったようです。

インビザラインの転院の場合はトランスファーフォームという書類があり、前医からのサインとインビザライン社での患者番号がないと、継続としてその患者さんを診ることはできません。もちろん新規にインビザライン社に患者登録するのであれば問題ありませんが、費用が新規の場合と同じだけかかるのが難点です。

最近、とある矯正医院で治療中という患者さんのコンサルテーションをしました。ワイヤー矯正だったのですが雑な治療だな、という印象を受けました。そしてその雑な治療、見たことあったのです。当院でワイヤー矯正からインビザラインに変更された患者さんのOさんと似てる。Oさんが通っておられた矯正医院の名前を言ってみたらビンゴでした。新しい患者さんも今通っている医院はやめ、ワイヤー、ブラケットを外してもらってから、当院で再スタートになる予定です。

私は転院されてこられる患者さんはまあまあプレッシャーです。というのも、前医の先生がとてもいい先生ならちょっと遠くても終了するまで通うだろうとも思うからです。今回の患者さんやOさんも前医の先生を信頼できず、歯並びがきちんと治っていくのを感じられなかったから当院にいらしたわけです。そしてまた前医の先生がだいたい長期間にわたって雑な治療をされていることが多く、リカバリーは大変です。でも私を頼ってこられたわけなので、手を抜かず私が笑顔で患者さんを満足いく歯並びに導かないと、と日々研鑽を重ねる日は続く。

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