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怖い咬み合わせの話

投稿日:2018年10月25日

カテゴリ:院長ブログ

。皆様、こんにちは。ボストン矯正歯科の院長、長尾です。今日は実際にあった怖い咬み合わせのお話をしちゃおうかと思います。

咬み合わせで歯が折れる!!!

私の夫の話です。彼は歯科医師ではないので、歯の知識はほとんど皆無です。歯医者なんてどこも同じ、一番近いところに行くタイプ。あまり大きく口を開けて話をしたり大笑いしないので、私もわかりませんでした。前歯の歯並びはそれほど悪くはありません。

ですが、1か所だけ、左側の犬歯が上下、反対咬合なのです。

これが何を意味するか、その1本だけ反対咬合だと、咬むときにそこでロックされてしまうのです。ロックというのは下顎の歯すべてが、その1本の反対咬合に支配され、同じ場所でしか上下の歯が咬まない、ということです。ですから上下で咬むことはできますが、草食動物のように食べ物を上手くすりつぶせないのです。

小さな虫歯だった歯が。。。

そして彼の左下の一番奥には小さな金属の詰め物が入っていました。彼自身、いつ入れたか忘れたくらい昔だそうです。その歯は今、神経が死んでしまっていて、根の先には大きな病変ができ骨を破壊していました。私自身、とても小さな詰め物だったので、詰め物と歯の境目から虫歯菌が入り、神経を殺し、根の先に病変を作ったのだな、神経の治療をゴッドハンドの先生にお願いすれば大丈夫だろう、と軽く考えていました。

治療の日、終わった後、彼からラインが入っていました。「奥の歯、割れてた、残せても数年だって」

どうして歯は折れてしまっていたのか?

それはその歯の神経が死んでいたことが1つ、神経が死んでしまうと根の先から栄養が入ってこなくなり、枯れ木のようになってしまうからです。もう1つは1本の歯が引き起こした反対咬合によるロックです。彼はすりつぶす運動が苦手なのでいつも上下同じ場所でしか咬んでいなかったのです。するとそこだけに力が入り、枯れ木になってしまった歯はいとも簡単に折れてしまった。

縦に割れているとほぼ歯は残せません。数年残せても、いつか痛みが出る、ゆらゆら揺れる、などで抜歯になります。歯周病でもなく、大きな虫歯でもない、かみ合わせが歯を殺せるんです

皆様もいつも同じ場所で咬んでいないか、神経が死んでいる歯がたくさんないか、ロックしている歯はないか?ちょっと気にしてみてください。

ちなみにロックは矯正治療で治せます。私は夫に「そこの反対のところ、治したほうがいいよ」、と言ったのですが、「いらない」と言ったのは彼自身です。

         院長と冷たい妻? 長尾紀代子でした。

 

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